明けまして、おめでとうございます。
今年もとても穏やかな新年を迎えることができました。自宅近くの陸橋の上から、近所から集まった人たちと一緒に、初日の出を拝み、その太陽に照らされた富士山を眺めて、幸せな気持ちになりました。元旦の全国紙の社説では一様に、世界の分断に警鐘を鳴らす内容でした。新型コロナウィルス蔓延による世界的な大混乱に加え、ロシアによるウクライナ侵攻も重なり、世界的な平和がより一層脅かされています。大国間の勢力争いに、途上国も含めたそのほかの国々が巻き込まれ、経済的なダメージを受けています。
それを食い止める一つの解決策として、地域の安定化と民生向上のための協力の土台づくりが重要で、その役割を担えるのが日本だと読売新聞は主張します。日本は長年、ODAやTICADなどで、諸外国の発展に貢献してきました。私も海外に仕事で出かける機会が多いですが、どの国においても、日本は常にwelcomeで迎えてもらえます。各国のパスポートの強さをランキングし公表している「ヘンリーパスポートインデックス」というウェブサイトがありますが、日本は2018年以降5年連続1位を保っています。つまりそれだけ各国から日本や日本人が信頼されているということです。
少子高齢化など明るくない話題も多いですが、世界には日本の技術力や文化などを取り入れて発展していきたいと考えている国がまだまだたくさんあります。そのような国と地域のニーズをきちんと汲み取って、その国や地域の発展と安定化に貢献して、ともに豊かになり、その先には日本も世界も平和になっている、そのようなお手伝いができればと思っています。
本年も、引き続きのご指導をよろしくお願いいたします。