~KOEは太陽光発電ビジネスを共に営む現地パートナーBunthanと、2018年の春からカンボジアのコンポントム州でカシューナッツ栽培事業を始めました。カンボジア・カシューナッツ便りでは、定期的にカシューナッツの成長や現地の様子をご紹介していきます。~
【物置小屋ができました】
カンボジアは10月後半から次第に雨が少なくなり、いよいよ乾季に突入します。雨季の大雨にはハラハラしましたが、しばらくは雨による水害の心配はなさそうで、一安心です。そんな中、カシューナッツ農園にBunthanが物置小屋を建ててくれました。
資材集めから組立まで、自分たちですべて作ってしまうので驚きです。
骨組みできあがった状態。どうやら周辺の農家さんの日除け小屋や子ども達の遊び場になっている模様。
壁と梯子をつけて完成、なんと4日間で出来上がったようです!!
【カシューナッツの背比べ】
カシューナッツ農園は現在、9月に土地を追加で購入し合計約11ヘクタールの土地でカシューの苗木を育てています。新しい土地用の苗木と、雨季の水害で枯れてしまった苗木の補充分を購入して植えました。
現在植えられている苗木は、数カ月から2年近く経つものまであります。高さをBunthanに聞いたところ、スケールで測ってくれた写真が届きました。小学校の身体測定のようで可愛いですね。
茎や葉には、Bopha社というカンボジアのオーガニック肥料製造会社の栄養剤を散布します。
伸びた雑草は鍬で刈っています。
作業の合間の昼休憩、皆さんでご飯を食べている様子。現地の日常的な食事にとても興味があるので、あれこれ聞いてしまいましたが、主食のお米、野菜炒め、市場で買った鮮魚を干したお手製干物などがあったようです。
周りの農家さんたちは、50ヘクタールから200ヘクタールくらいの土地でカシューを育てています。我々はまだまだ新入りのスモールオーナーなので、まずは今植えてある苗木の成長を見守りながら、無事にカシューナッツを実らせ収穫することが最初の目標。少しずつ進めていければと思っております。